福島稲荷神社

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福島における晴明伝説

福島市には、福島稲荷神社以外にも晴明伝説が伝えられています。杉妻大明神と、晴明塚、道満塚の伝説です。

昔、神亀年間に笹木野村に大きな杉の木がありました。田畑が日影になるので、役所に訴えてこれを切り倒しました。ところが大杉の精(魂)が朝廷に祟りをして、天皇は病気になってしまいました。朝廷は安倍晴明と蘆屋道満(あしやのどうまん)の二人を東奥(福島)に遣わして、天皇の病気が治るように祈らせました。二人は祟りをなだめ、杉の精を神として祀りました。これが杉妻大明神であると伝えられています。

晴明塚は安倍晴明の功を称え、労を謝して祀った塚といわれ、広い境内を持っていた羽黒山真浄院(清明町)の境内にあったと伝えられていますが、現在は確認できません。道満塚は蘆屋道満が祈祷した祭壇とされ、太田町ガード西南付近にあったと言われ、道満塚の跡には愛宕神社が祀られていましたが、東北新幹線の建設工事により、移転しました。

福島稲荷神社
福島稲荷神社
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